ツナグパン

ツナグパンが生まれたのはなぜ？

パン屋さんでは毎日、パンが残らない量を考えて作っています。でも急に大雨が降ったり天気が悪くなったりしてどうしてもパンが残ってしまうことがあります。

残ったパンを捨てるのではなく、みなさんに食べてほしい。今、困っている人を助けたり環境問題への取り組みもしたい。そこで生まれたのがツナグパンです。

前の日に売れ残ったパンの中から傷みにくいもの※を10個〜20個入れています。
※食中毒リスクの低いパン

価格はパンの定価の65%です。1袋お買い上げごとに100エシカルコイン1枚をプレゼントしています。

エシカルコインってなに？

安全な暮らしのために切られた神戸市の街路樹から作った木のコインです

ツナグパンをお買い上げのお客さまにエシカルコインをプレゼントしています

お客さまにプレゼントした1ヶ月分の合計額と同額をこどもホームやファミリーホーム、母子生活支援施設などの福祉施設にプレゼントしています

お店の中ではみんながエシカルコインを使っているので特別に目立つことはありません。エシカルコインは手でさわれるので小さい子供やお年寄り目の見えない方も使えます

みなさんがエシカルコインで買いものをすることでコインは街の中を回っています

エシカルコインの循環率は65%を超えています

現在、色々な人の助け合いの輪によって福祉施設に「もの」はあふれています。しかし必要な人に必要な量を必要なときに届けるのは難しいことです

施設には食べきれない量の食べものが届き仕方なく捨ててしまうこともよくあります。食べものが捨てられる様子を見て育つことはこどもたちの心にじわじわと悪影響を与えていきます

施設ではルールや規則が多く自分たちの意思で何かをすることが少ないです。そのため施設を出た後急に規則がなくなり一人で色々なことを決めなければいけないことに困ってしまう人が多くいます

エシカルコインで買い物をすることで「自分で選んで行動する」機会を増やせます

これから地域の方々と手をつなぎエシカルコインの輪をさらに広げていきます